「ザ・マエストロムジーク」:珍コン(not下ネタ)

おはようございます。

コントローラーが好きだ。どちらかというとプレイが快適になるとか
実用的なものではなくて、どうしてこんなの作っちゃったんだよ?的な
役立たず(褒め言葉)なものほどときめいてしまう。

最近は業界全体の縮小の影響か、実用的なコントローラーが多くなって
残念な限りだけど、PS2くらいまではひでえ(これも褒め言葉)のが
たくさん発売された。中古屋で見つけた時はできるだけ回収している。
まあ、義務みたいなもんだよね。

ビートマニアから始まった音ゲーブームの最盛期、
エストロムジークというソフトがPSで発売された。このゲーム
自分が指揮者となりオーケストラを指揮するという、
のだめカンタービレ」を先取りした?内容。

パッケージには

専用バトンコントローラ(指揮棒)を振り名演奏を完成させよう!

つまり専用コントローラーがタクト型、指揮棒の形をしていて、
プレイ時は演奏に合わせて画面に楽譜が表示され、
そこに書かれている指示記号に合わせて指揮棒を振り
(テンポ=振りのスピード、ボリューム=振るスピード)、
オーケストラによる完奏を目指していく。

実際にプレイすると、テンポはともかく振り幅に基準がないから
なれるまでは要練習。テルミンみたい。

このつぶしの効かない感じがたまらないが、
後に続編(アペンドディスク・クリスマスVer)が発売されて、
演奏モードに加えてトナカイそりレースが収録された。
ま、ひたすら振るだけなんだけどね・・・。

今ならWiiやらPSmove等モーションセンサーのゲームなんて
珍しくもなんともないが、初代PSの時期にこれを発売した
メーカーにはリスペクトしたい。