「部屋へ!」:ちょっと感動

部屋へ!

部屋へ!

バカドリルのタナカカツキの新作なんだけど、
今までのバカバカしさはほとんどなし。

だけど・・・、面白かった!

本作はずーっと水草水槽の話。
つまり、魚メインじゃなくて土やら石やらを配置して、
そこで水草を育てていく観賞用水槽。

そんなんどこが面白いんじゃ?って感じだけど、
そこは魅力をたっぷり説明してくれます。

これだけならただの趣味マンガだけど、
話はこれだけじゃ終わらない。
水草水槽を育てていくことは、自然を再現して
生態系を作り上げること、そこから見えてくるもの。
絵画としての水槽。

こういうどこかに連れていってくれるような、
新しい視点を与えてくれるような本っていいなあ。
爆発的に売れる本じゃないかもしれないけど、いい本だ。

それにしてもブッチュくんとかはただゲラゲラ笑ってただけ
だったけど、本当に違う切り口を見せてくれたなあ。
サウナのやつも気になってきた。

ところで、かつてタナカカツキ伊藤ガビン
戦場の出前持ち」ってのをXboxで作ろうとしてたんだって。
ゲームサイドに載ってた。